蛇口をひねればすぐに出てくる水道水。はたして飲んでもいいものなのでしょうか?
今回は、水道水に含まれる物質や危険性について触れながら、水道水を飲むことで得られるメリットやデメリットについて解説します。
- 水道水に含まれる物質
- 水道水の安全性
- 水道水を飲むメリット
- 水道水を飲むデメリット
水道水は安全?飲んでもいいのか
まずは、水道水に含まれている物質について触れながら、水道水は飲んでも安全なのかについて解説します。
- 水道水に含まれる物質
- 水道水はそのまま飲んでも問題ない
水道水に含まれる物質
水道水には、塩素やトリハロメタンなどが含まれています。
塩素が含まれているのは、水道水の消毒のためです。源水に含まれるウィルスや微生物などを死滅する役割を担っています。
一方トリハロメタンは、塩素と水道水内の物質が組み合わさることで発生する物質です。
塩素やトリハロメタンは人体に有害な物質とされています。腎臓がんや大腸がん、生殖機能の低下など、命に関わる病気になる可能性もあるため注意が必要です。
編集者危険な物質も含まれているんですね…


水道水はそのまま飲んでも問題ない
水道水には有害物質が含まれているものの、実はそのまま飲んでも問題ありません。
なぜなら、含まれている有害物質は非常に少量だからです。
水道水内に含まれる不純物の量は、厚生労働省の水道水質基準によって0.1mg/L以下と定められています。
そのため、健康であればそのまま飲んでも人体にすぐに影響はありません。水道水は安心して飲むことが可能です。
水道水を飲む6つのメリット
水道水を飲むことで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここからは、水道水を飲むメリットを6つ紹介します。
- コスパがいい
- 長期保存ができる
- 体内バランスを整えられる
- ダイエットに役立つ
- 脳の機能を改善する
- 代謝を促進する
コスパがいい
水道水の最大のメリットはコスパがいいことです。1リットルあたりの価格は、0.2円程度しかありません。
ミネラルウォーターを購入すれば、1リットルあたり200円程度するため、1,000分の1程度の価格で利用できることになります。
「少しでも安く飲み水を手に入れたい」と考えている方にとっては最高の選択肢になるでしょう。



水道水は、どの飲み物よりも圧倒的に安いです!
長期保存ができる
水道水は、長期保存が可能です。具体的には、常温でも約10日間も飲用可能な状態で保存できる程です。
なぜなら、水道水には殺菌効果のある塩素が含まれているからです。ウィルスや病原菌の繁殖を抑え、きれいな状態で保ってくれます。
しかしミネラルウォーターの場合、抗菌作用がないため開封後はすぐに菌が繁殖してしまいます。
「水を長持ちさせたい」「日にちが経っても安全な水を飲みたい」と考えている方は、水道水がおすすめです。
体内バランスを整えられる
水道水を飲むと、体内バランスを整えることも可能です。
ミネラルや塩分など、体を正常に機能させるのに必要な物質が含まれていることが理由として挙げられます。
また、皮膚の乾燥や口内の乾燥を防いでくれます。皮膚は水分を失うとシワやシミの原因になるため、かなりメリットと言えるでしょう。
毎日の基本として水道水を飲むことで、体内バランスを整えるきっかけになるはずです。
ダイエットに役立つ
水道水には、ダイエット効果もあります。水には食用を抑える効果があるからです。
英国のバーミンガム大学の研究では、食事30分前に500ml水道水を飲む事で食欲が抑えられ、食べ過ぎを防止できることが分かっています。
また水は、脂肪を燃焼させるために必要な代謝を促進する効果もあります。水道水を飲む事で代謝が向上し、効率よく脂肪を燃焼することが可能です。
さらに水は、体内の毒素や廃棄物の排出を促す効果もあります。体内に溜まった毒素や廃棄物が排出されることで体質が改善されるため、痩せやすい身体に変えることが可能です。



水道水は、効率よくダイエットしたい方にとっては最強のアイテムとなるでしょう!
参考:糖尿病ネットワーク
脳の機能を改善する
水道水を飲むと、脳の機能が改善する効果もあります。
脳に十分な水分と栄養分が行き渡ることで、細胞が活性化されて記憶力や認知能力が向上するからです。
また、水が持つ血流を促進する効果も脳機能に影響します。脳に十分な血流が行き渡ることで、脳細胞は適切に働くようになりますよ。
さらに、水にはストレスを緩和する効果も持っています。水に含まれるカルシウムやマグネシウムには鎮静作用があるからです。
ストレスが高い状態が続くと脳の機能が低下することが分かっていますが、水を飲む事でストレスによる脳機能の低下を防ぐことが可能ですよ。
参考:高齢者の水分補給状態と水分摂取量に関する認知能力、NHANES 2011–2014
代謝を促進する
先述した通り、水道水には代謝を促進する効果があります。具体的には、身体の水分バランスを最適な状態に保ってくれます。
体内の水分バランスが低下すると大幅に代謝が低下し、体重増加の原因となってしまうため、代謝の促進効果は水道水を飲む大きなメリットと言えるでしょう。
また、水を摂取することで胃腸の活動が活発になります。胃腸の活動が活発になると栄養分の吸収が良くなるため、代謝が促進されます。
代謝の促進において、体内で栄養が循環することはとても大切です。そのため、水道水を飲んで胃腸の活動を活発化できるのは嬉しいポイントですね。
水道水を飲むデメリット
水道水を飲むことは、メリットだけではありません。当然、デメリットも存在します。
水道水を飲むデメリットは、以下の2つです。
- 独特の臭いがする
- 特定の方には危険な可能性がある
- 肌荒れを起こす可能性がある
独特の臭いがする
水道水は独特の臭いがします。これはカルキ臭といって、水道水に含まれる塩素が原因です。
水道水を飲む上で、この臭いが気になるという方は多いのではないでしょうか?
美味しく水を飲みたい方にとっては、「水道水が飲みたくない」と思う原因になっているはずです。
しかしカルキ臭は、水道水内の塩素を除去することで取り除くことが可能です。
具体的な除去方法については、下記の記事を参考にしてください。


特定の方には危険な可能性がある
水道水を飲むことは、赤ちゃんや妊娠中の方、ご年配の方など免疫力が弱い方には危険な可能性があります。
なぜなら、水道水には塩素やトリハロメタンなどの有害な他化学物質が数多く含まれているからです。
塩素やトリハロメタンといった物質は、がんや生殖機能の低下を引き起こすかもしれません。最悪の場合、命を落としてしまうことも考えられます。
安全に水道水を飲むためには、浄水器を用いるなどして確実に水道水の不純物を除去しましょう。
肌荒れを起こす可能性がある
お肌が弱い方は、水道水に含まれる残留塩素によって肌荒れを起こす可能性があります。塩素にはタンパク質を傷つける作用があり、肌の角質層にダメージを与えるからです。
ダメージを受けた部分から皮膚の水分が失われるため、肌荒れに繋がります。また、塩素によりダメージを受けた皮膚は紫外線を通しやすくなるため、シミの原因にもなります。


まとめ:水道水を飲むとメリットはあるがデメリットもある
今回は、水道水を飲むメリットやデメリットについて解説しました。
水道水はとても費用が安い上に、日本だとどこでも手に入るなどメリットがある反面、塩素やトリハロメタンといった有害物質が含まれている可能性もあります。
健康な方には影響はありませんが、赤ちゃんや妊娠中の方など免疫力が低い方には悪影響を及ぼす可能性もあるため、注意が必要です。
浄水器などを用いて水道水を綺麗に浄化し、美味しく安全にコスパの良い水を楽しみましょう。









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